「保証期間=推奨使用期間にあらず」とファイアストン

自動車 社会 社会
「保証期間=推奨使用期間にあらず」とファイアストン
「保証期間=推奨使用期間にあらず」とファイアストン 全 1 枚 拡大写真

ファイアストンは3日、今後アメリカ国内で販売する同社製タイヤの保証期間をこれまでの5年から3年に短縮したと発表した。

同社は、これまで一部タイヤに5年間のメーカー保証を付ける形で販売を行ってきた。しかし、この5年という保証期間は「新品状態のタイヤが品質を保持できる期間」というニュアンスだったが、タイヤを購入する顧客の大半が、これを「5年間は使用できる」と勘違いすることが多く、それが現在起きているようなドレッド剥離のトラブルに繋がったのではないかという可能性も考えられるため、今回の短縮措置に踏み切った。

実際、新車のフォード『エクスプローラー』に装着されたタイヤがドレッド剥離を起こすという事故は、1996年ごろに販売したものが最も台数が多く、もし5年間という保証期間をユーザーが「品質有効期間」と信じきっていたなら、今年まで交換されなかったという理由も説明ができる。

また、同社は期間を縮小したものの、保証の適用についてはこれまでの53種から、97種に拡大。これがユーザーに不利益を与えるものではなく、あくまでもユーザー本位に立ったものと説明している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る