伝統のスカイラインの技術を排ガス浄化に

エコカー 燃費
伝統のスカイラインの技術を排ガス浄化に
伝統のスカイラインの技術を排ガス浄化に 全 1 枚 拡大写真

エス・アンド・エスエンジニアリングはディーゼル車の排気ガス対策装置「デュエット・バーン・システム」を開発、発表した。システムは軽油に水を混合するエマルジョン燃料システムと低温連続再生式DPFを組み合わせたシステムだ。

システムでは、通常の軽油用の燃料タンクとは別に、水タンクを備え、軽油と水と乳化剤を混合してエマルジョン(牛乳状)にしたものを燃焼させる。理想燃料に近いもので、PMを大幅に削減する。また燃料中に混合した水が高温の燃焼温度を下げることで、NOxの発生も抑制できる。これにDPFを組合わせNOxの65%、PMの98%を同時に除去するという画期的な装置だ。

同社では来年6月にも販売開始を予定しており、価格は2トン積み小型車クラスで、改造費用込みで30〜50万円。

同社はスカイラインを開発したことで有名な櫻井眞一郎氏が代表を務める。この方式の排ガス低減装置は世界でも初めてで、実用化されれば画期的なこと。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  3. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  4. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る