【メーカー総点検】「あれは修正…」と、日産自動車の苦しい言い訳

自動車 社会 社会

運輸省のリコール監査時に「マル秘資料はしまっておく」「パソコン画面を監査用画面に切り替えておく」「サイド机の上段は見せられる資料を入れておく」などが記載された検査官対策マニュアルが発覚した日産自動車は、総点検報告で「監査をスムーズに行うための文書だが、誤解を招く表現があったのは事実で、これは修正した」と報告していた。

日産自動車によるとパソコン画面は監査用の別の項目があるのでなく、クレーム情報がすぐに分かる画面の意味やマル秘資料とは、リコールにするかどうかまだ決めていない資料のことで、監査時に見せると検査官が混乱するからと説明している。これら「社内でチェックした結果、リコール業務は適正に処理されていた」としており、クレーム隠しを否定している。

ただ、マニュアルに誤解を招く表現があったとして、11月1日にマニュアルの表現を訂正したと、している。

今一つ誤解の晴れる説明では無いが、運輸省では「説明を了承した。こうした事については今後の立ち入り検査で確認していく」としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る