【『クルーガーV』が行く】+200ccで重量-30kg!! エンジンの秘密

エコカー 燃費
【『クルーガーV』が行く】+200ccで重量-30kg!! エンジンの秘密
【『クルーガーV』が行く】+200ccで重量-30kg!! エンジンの秘密 全 1 枚 拡大写真

『クルーガーV』の2.4リットルエンジンは、新型『エスティマ』に搭載されているものと同じ『2AZ-FE』型。この新しいエンジンの新機軸はいかなるものか、第2開発センター 第2パワートレイン部 第22エンジン開発室の池田栄治さんに聞いた。

「クランクの軸受け部分やクランクベアリングなど、摺動部を全面的に見直してフリクションを低減しました」

「また軽量化にも力を入れました。あえてコストのかかるマグネシウムヘッドカバーを採用したのをはじめ、アルミシリンダーブロック、樹脂製インテークマニホールドの採用、エキゾーストマニホールドは鋳鉄からステンレスとし、薄肉化して軽量化しました。またバランスシャフトのギアを世界で初めて樹脂製することに成功しました。結果、従来型の5S-FEに比べて20〜30kg軽く仕上がっています」

そのほか、1本のVリブドベルトですべての補機類を駆動する、トヨタおなじみのサーペンタイン駆動方式、連続可変バルブタイミング機構『VVT-i』、大口径ロングインテークマニホールドなども採用された。10・15モード燃費は2WDで10.6km/リットル、4WDで10.0km/リットルとなっている。

『ヴィッツ』以降、新世代エンジンを搭載したトヨタ車の燃費の良さはe燃費でも実証されている。このエンジンを積んだクルーガーVにも大いに期待したいところだ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る