メタノールが今後の燃料の鍵となる?

エコカー 燃費
メタノールが今後の燃料の鍵となる?
メタノールが今後の燃料の鍵となる? 全 2 枚 拡大写真

アメリカでガソリン燃焼率を高めるためにメタノールを混入したMTBEの販売が水質汚染の原因になる、と廃止が決定され、アメリカ、カナダのメタノール生産業者は大きな打撃を受けた。そこで現在メタノールの使い道としてもっとも注目が集まっているのが燃料電池だ。

【画像全2枚】

日本は世界最大のメタノール生産国。そこでカナダのメタノ−ル生産業者、メタネックス社は三菱と協力し、メタノールベースの燃料電池のメリットの宣伝につとめている。目的は日本の自動車メーカーに燃料電池の共通燃料となるメタノールを提供することだ。日本でメタノールの需要を上げ、小売りシステムを構築することが最大の課題となる。

メタノールは確かに現在多くのメーカーで燃料電池のエネルギーとして採用されている。しかしフォード、BMWなどガソリンから燃料電池を動かす、あるいは水素ボンベから直接、というシステムも同時に開発が進められており、メタノールが将来どれだけのシェアを確保できるのかは未知数だ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  2. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  3. 日野自動車・人事異動 2026年4月1日付
  4. 高級車ブランド「ジェネシス」、新型ミッドシップでGTレース参戦へ意欲「もちろん富士6耐でるよな?」と期待の声
  5. カモフラもすごいが車内も衝撃!? 最新メルセデスベンツ『Sクラス』はハイパースクリーンを採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る