メタノールが今後の燃料の鍵となる?

エコカー 燃費
メタノールが今後の燃料の鍵となる?
メタノールが今後の燃料の鍵となる? 全 2 枚 拡大写真

アメリカでガソリン燃焼率を高めるためにメタノールを混入したMTBEの販売が水質汚染の原因になる、と廃止が決定され、アメリカ、カナダのメタノール生産業者は大きな打撃を受けた。そこで現在メタノールの使い道としてもっとも注目が集まっているのが燃料電池だ。

日本は世界最大のメタノール生産国。そこでカナダのメタノ−ル生産業者、メタネックス社は三菱と協力し、メタノールベースの燃料電池のメリットの宣伝につとめている。目的は日本の自動車メーカーに燃料電池の共通燃料となるメタノールを提供することだ。日本でメタノールの需要を上げ、小売りシステムを構築することが最大の課題となる。

メタノールは確かに現在多くのメーカーで燃料電池のエネルギーとして採用されている。しかしフォード、BMWなどガソリンから燃料電池を動かす、あるいは水素ボンベから直接、というシステムも同時に開発が進められており、メタノールが将来どれだけのシェアを確保できるのかは未知数だ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  4. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る