ダイクラ訴訟問題さらに---大口・小口の株主で温度差

自動車 ビジネス 企業動向
ダイクラ訴訟問題さらに---大口・小口の株主で温度差
ダイクラ訴訟問題さらに---大口・小口の株主で温度差 全 1 枚 拡大写真

カ−ク・カーコリアン氏が率いるトラシンダ投資グループから80億ドルという巨額の訴訟を受けているダイムラー・クライスラーのユアゲン・シュレンプ会長。これに対し、ダイムラー・クライスラーの筆頭株主であるドイツ銀行が「現行の首脳陣をバックアップする」という表明を行った。

クライスラーの大株主であったトラシンダだが、現在のダイムラークライスラーに占める持ち株率は4%。ドイツ銀行は12%、クエート政府による投資が7.4%を占めている。しかしカーコリアン氏による提訴は、多くの小口株主の同調を呼んでおり、現在ではダイムラー・クライスラーの解散、つまり元の2つのメーカーに戻れ、という運動にまで発展している。

そして同様の動きはドイツ国内にも見られ、こちらは「クライスラーの債務を引き受けることでダイムラーの資産が目減りしているのだから、クライスラーを手放すことが株主への正しい対応」という主張で、株主総会に解散要求を行う動きもある。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る