クライスラー、大量レイオフで新型ジープに赤信号

自動車 ビジネス 企業動向
クライスラー、大量レイオフで新型ジープに赤信号
クライスラー、大量レイオフで新型ジープに赤信号 全 1 枚 拡大写真

経営危機が伝えられるダイムラー・クライスラーのクライスラー部門で、大量のレイオフが行われる予定だ。今週発表された今後の生産予定では、クライスラーのドル箱のはずのミニバンが18%もの生産カット。

この決定がなされた裏には、ディーラーに残る大量の在庫、販売の衰えなどがある。ミニバンはこの秋に新型モデルが投入されたばかりなのに、販売でこれだけの惨敗をきっした、というのはミニバンを看板とするクライスラーにとっては大きなショックとなった。

またクライスラーでは同時にウィスコンシン州のエンジン工場で800人もの労働者を一時解雇。この一時解雇は3週間にわたって続くが、そのうち1週間は全従業員1500人が一時解雇となる。

この工場ではジープの4シリンダー、6シリンダーエンジン、クライスラーV6エンジンを生産しており、こんな状態では来年発売予定の新型ジープの生産スケジュールにも響きそう。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る