タイヤ作りに必要なモノは? ---クルマそれぞれの……

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東洋ゴム工業は12日、セダンやRV、スポーツタイプなどの車種別にクルマの挙動シミュレートし、その結果を元に「使用用途にピッタリと合ったタイヤ」を設計することができる技術を開発に成功。来年発売するタイヤから順次採用していく方針を明らかにした。

これは「T mode(ティ・モード)」と呼ばれるもので、クルマの種類ごとの挙動をコンピューターでシミュレートして把握。そのデータをタイヤの設計に活用するもの。

FF車に強いタイプだとか、RVのように車重のかさむクルマ、スポーツタイプのようにグリップを重視するものなど、データを利用することで様々な車種にピッタリと合致した製品を作り出すことができるという。

採用第一弾は来年1月に発売が予定されているスポーツ車専用タイヤ『トランピオViモード』で、走行時のドレッド面に掛かる圧力(横力や制動力)に対し、ブロックの変形を抑制することで、接地面を均一化させ、高いグリップ力を実現した。

《石田真一》

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