都が先走っても、国の補助はちょこっと---DPFを付けられない

エコカー 燃費
都が先走っても、国の補助はちょこっと---DPFを付けられない
都が先走っても、国の補助はちょこっと---DPFを付けられない 全 1 枚 拡大写真

森総理大臣自らが予算を配分を決定する2001年度予算の日本新生特別枠で、DPFの補助として8000万円の配分額が決定した。

運輸省では、都市部での大気汚染が深刻なことから、2001年度予算の特別枠で2億5000万円を要求していた。ところが決定した額は3分の1にまで削られた。地方自治体がDPFを装着を補助するのに国がその半分を補助する。

東京都では、DPFを装着していない古い自動車の都内の走行を禁止する条例が成立、事実上ディーゼル車には、DPF義務付けとなった。運送業界ではDPF装着補助などの支援策を求めている。

しかし、DPFの価格が100万円すると仮定した場合、国が支出する1台あたり25万円の補助金では、8000万円の予算ではたったの300台強しか支援できない。このため、まともな支援は期待できないと早くも悲観されている。

整備新幹線や関西空港2期工事などの公共事業とちがって、国の予算面では依然として環境に対する認識が低いことをうかがわせるものだ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る