ネットで呼べば来る、タクシー並みのバスが運行開始

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運輸省は、来年1月から大阪市南港コスモスクエア地区で、バス利用者の要求に応じてバスを運行させる「デマンドバス」の実証実験を開始する。

実験を行う大阪南港コスモスクエア地区は大都市の近郊の新興市街地で、昼間人口が多いが、ほとんどがビジネスマンなため、昼間帯の公共交通需要が極端に変動する。また、公共交通需要が見込まれる利用施設、時間が散在している。このため、リアルタイムに要求を受け付け、その要求に応じて適宜運行ルートを選択するデマンド方式で運行、利用者利便向上と運行効率を上げることが期待されている。

要求は電話、インターネット、バス停付近の受け付け装置で受け付けるとともに、携帯電話に到着予定時刻の情報提供も行う。実験ではコスモスクエア駅を起点に、3ルートを設定し、利用者の要求に応じてデマンド運行する。

実験は1月29日から3月31日まで行い、利用者や運行事業者、システム整備担当者にアンケートなどを行い、効率的な利用促進にどう効果があるかを検証する。

《レスポンス編集部》

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