『スマート』4シーターに三菱の協力---明言

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『スマート』4シーターに三菱の協力---明言
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憶測の飛び交う『スマート』4シーターだが、18日、ダイムラー・クライスラーから発表があった。それによると、まずダイムラー・クライスラーと三菱自動車が協同で開発する小型車“Zカー”のために、両社でエンジン工場を新設するという。

候補地はすでに絞り込まれていて、ドイツ東部かハンガリーが有力視されているものの、最終決定にはいたっていない。新工場で生産されるエンジンは、やはり新開発のガソリンエンジンで、需要の増加に対応したもの。

いっぽう、Zカーとなるダイムラー・クライスラー傘下のブランドはスマートになることも明言されている。そしてその開発は順調だという。ダイムラー・クライスラーの、メルセデスベンツ乗用車およびスマート担当取締役のユアゲン・フバートは、「スマート・レインジへの4シーター追加は、三菱との提携の大きな成果だ」という。

またフバート取締役は、新型エンジンの開発と、ネッドカーでの生産計画も順調に進行していると語った。オランダのネッドカーは三菱とボルボが合弁で設立した生産会社だが、将来は、三菱とダイムラー・クライスラーの共同所有になる予定。

また韓国の現代(ヒュンダイ)自動車がZカー・プロジェクトにからんでくるのか、これらについては明言されなかった。

いっぽう、当然のことながらZカーの三菱仕様も登場予定で、三菱自動車によればスマート・ブランドと合わせて年間25万台をネッドカーで生産し、いまのところ他の三菱工場での生産計画はないという。

《高木啓》

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