ファイアストン問題、両社の責任転嫁合戦は…終わらなかった!?

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ファイアストン問題、両社の責任転嫁合戦は…終わらなかった!?
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19日、ファイアストンはリコール問題に関する自社の社内調査報告書を発表したが、これに対してフォードは概ね同意する見解を示した。

報告書では「タイヤの製造工程の一部に不備があったこと」と、「フォード社がユーザーに推奨していた低い空気圧が問題になった」と結論づけているが、フォードは後者の部分をキレイさっぱりと無視したようで、こちらも「事故の要因はタイヤにあることがファイアストンの発表で裏付けられた。やはり『エクスプローラー』は安全なのだ」という、公聴会と全く同じ主張を繰り返した。

フォードが同意したのは「製造工程の一部に問題がある」と、ファイアストン側が折れた部分のみで、そこを都合よくクローズアップし、自己の責任を回避しているだけのようにも思える。

《石田真一》

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