ファイアストン問題、両社の責任転嫁合戦は…終わらなかった!?

自動車 社会 行政
ファイアストン問題、両社の責任転嫁合戦は…終わらなかった!?
ファイアストン問題、両社の責任転嫁合戦は…終わらなかった!? 全 1 枚 拡大写真

19日、ファイアストンはリコール問題に関する自社の社内調査報告書を発表したが、これに対してフォードは概ね同意する見解を示した。

報告書では「タイヤの製造工程の一部に不備があったこと」と、「フォード社がユーザーに推奨していた低い空気圧が問題になった」と結論づけているが、フォードは後者の部分をキレイさっぱりと無視したようで、こちらも「事故の要因はタイヤにあることがファイアストンの発表で裏付けられた。やはり『エクスプローラー』は安全なのだ」という、公聴会と全く同じ主張を繰り返した。

フォードが同意したのは「製造工程の一部に問題がある」と、ファイアストン側が折れた部分のみで、そこを都合よくクローズアップし、自己の責任を回避しているだけのようにも思える。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る