国土交通省事務次官の座を射止めたのは、運輸それとも建設?

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来年1月6日の中央省庁再編で、運輸省、建設省、国土庁、北海道開発庁が統合される国土交通省で、官僚トップである事務次官の初代に小野建設事務次官の就任が決まった。

4省庁は、建設、運輸両省で事務次官ポストを交替し合う、たすき掛けにすることで合意していた。その上で、現4省庁の事務次官は勇退する予定だった。ところが小野氏は事実上の横滑りとなる事務次官に就任、かたや梅崎運輸省事務次官は勇退、つまり建設省主導人事となったのは間違いない。

小野氏は汚職で逮捕・起訴された中尾元建設大臣の現金授受の際、同席していたとされ、勇退は確実と見られていた。しかもナンバー2の技監ポストも建設省の青山氏が就任する。

運輸省対建設省の人事抗争は、とりあえず建設省に軍配が上がったが、統合する両省に大きな火種を残したとの見方も。

《レスポンス編集部》

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