自動車メーカー震撼、リコール対策室とは…?

自動車 社会 社会

2001年4月から、国土交通省に「リコール対策室」を設置することが正式に決まった。自動車メーカーがリコールで不正をしないか、常に監視する部署で、「メーカーになめられないよう、ニラミを効かせる」ことが狙いだ。

今年7月、三菱自動車工業の悪質で大量のリコール隠しが発覚した。2年前の富士重工業のリコール隠し、昨年のダイハツ工業のリコール勧告と、メーカーは先例の事件があっても不正を行っており、業を煮やした運輸省はリコール監視体制を強化することにした。

新たに発足する国土交通省内の自動車交通局技術安全部審査課にリコール対策室を新設して、メーカーがリコールを適正に行っているか監視するため、メーカーやディーラーへの監視体制を強化させる。

一般のユーザーから、自動車の不具合情報を収集してリコールかを運輸省独自で判定するため、「ユーザー情報企画官」も新たに配置する。当分の間、自動車メーカー各社は運輸省からの厳しい監督の目にさらされることになりそうだ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  5. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る