【株価】全面安の中とはいえ、トヨタが謎の大幅続落

自動車 ビジネス 株価
【株価】全面安の中とはいえ、トヨタが謎の大幅続落
【株価】全面安の中とはいえ、トヨタが謎の大幅続落 全 1 枚 拡大写真

平均株価が3日大幅続落。マーケット全体がほぼ全面安商状とあって、自動車関連株もさえない。中でもトヨタ自動車は、前日比270円安の3400円と大幅続落。99年10月以来の水準まで下げたが、会社自体には売り込まれる材料は見当たらない。

「都銀が持ち合い解消の一環としてトヨタ株を売却する」との観測が流れ、信用取引で買っていた個人投資家の投げ売りが発生するなど、需給関係の悪化から下げ足に拍車がかかった。

本田技研工業も前日比130円安の4290円と続落。日野自動車工業、日産ディーゼル工業のトラック2社も反落した。こうした中、スズキが前日比3円高の1178円と3日ぶりに小反発。「GMが日本国内向け自動車を同社からOEM調達する」と報道され、買い材料とされた。

市場全体が下げ止まるかどうかは、米国市場頼みの状況。企業実態が無視される、予断を許さない展開となっている。

《山口邦夫》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. R35 GT-Rのタイムアタックでトーヨータイヤが熱い?! フェニックスパワーで真相を聞いた
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る