【オートサロン2001速報】Mine's『GT-R』品質感の源泉は?

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【オートサロン2001速報】Mine's『GT-R』品質感の源泉は?
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ハイパワーながら日常のドライブにも充分使えるという質の高いチューニングで知られるMine's(マインズ)は、第2ホールの北口を入って左手にブースを構える。

目玉は『R34GT-R』。「パワーはあえて600ps程度に抑え、レスポンスの向上を狙いました」とは同社チューナーの弁。排気タービンはHKS2530をチョイス。ECU、大容量インジェクタ、新開発ハイリフトカム「ショアー」などで武装。

驚きなのは、エンジン内部まで徹底的に手が入れられていること。コンロッドを延長し、ピストンピンをノーマルよりヘッドに近づけることで、排気量はそのままに、高回転時のピストンのブレを抑えている。こうしたリファインが、ノーマルとは比較にならないほどの品質感の源泉となっている。

ショックアブソーバーには、これだけでサーキットでのラップタイムが1秒は縮まるという英ダイナミック社のサブタンク付きタイプ、ブレーキには航空機やF1用ブレーキで有名なAPロッキード製が装着される。控えめなカーボン製エアロからは想像できない強烈なパフォーマンスを誇る1台だ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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