【頂点へ、新型日産『シーマ』】ハイテクレーダーは人体に危険? ---否定

自動車 テクノロジー ITS
【頂点へ、新型日産『シーマ』】ハイテクレーダーは人体に危険? ---否定
【頂点へ、新型日産『シーマ』】ハイテクレーダーは人体に危険? ---否定 全 3 枚 拡大写真

新型『シーマ』には車間自動制御システムが用意されている。ミリ波レーダーをセンサーに用いたもので、昨年11月のスマートクルーズ展で公表されていた。このときauto-ASCII記者が「危険だからレーダーに近付くな」と警告された。市販化に不安はないのか?

新型シーマの商品企画の大きな柱のひとつがITSへの対応である。車間自動制御システムはミリ波レーダーで前のクルマとの車間距離を計り、一定の距離を保つようにドライバーのアクセル操作、ブレーキ操作を補助するというもの。

日産の車両先行開発部・車両技術開発グループの田部昌彦・主査は「レーダーのミリ波はどこにでもある電磁波であり、とくに直接それが人体に有害だということはない」と有害性を否定する。ではスマートクルーズでの警告はいったい何だったのだろうか。

それはともかく、この車間自動制御システムは、スマートクルーズでの装着車は車両が停止中でも作動したが、量産型シーマでは自車速度約50km/h以上から作動する。たとえレーダーが人体に無害でもシステム作動中の新型シーマの前には立たないことをお勧めする。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る