インターネットでの宣伝は事実上の失敗、ボルボ『S60』にケチがつく!?

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インターネットでの宣伝は事実上の失敗、ボルボ『S60』にケチがつく!?
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ボルボは21日、これまでインターネットのWebサイト上だけで行ってきた新型ミドルセダン『S60』の宣伝戦略を見直し、テレビや雑誌を含めた従来と同様の宣伝体制に改めていく方針を明らかにした。

ボルボS60は昨年からインターネット限定のティーザー戦略を繰り広げ、北米市場では昨年秋から、日本市場でも今月19日から販売を開始している。ところがアメリカで展開しているS60専用のWebサイトには100万件近いアクセスがあったものの、実際の販売数は3000台強に留まっていた。その原因として考えられるのは、ボルボが予想していた購買層と、インターネットユーザーが一致しておらず、アクセス数は伸びたものの、実際の購買に走らせるには不十分だったようだ。

現在もインターネットでの宣伝活動は続けられているが、今後はテレビCMや雑誌広告にも進出するという。ボルボ・カーズ・ジャパンでも北米市場と同様のスタイルをとっていたが、北米での失敗の報告を受け、今後はどういう宣伝戦略を取るのかが注目される。

S60は3タイプが発売され、日本での価格は「2.4」の395万円から、「T-5」の520万円までで、価格帯にかなりの開きがある。

《石田真一》

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