【デトロイト・ショー2001速報】『ビゾン』---キャデラックは荒野を見つめる

自動車 ニューモデル モーターショー
【デトロイト・ショー2001速報】『ビゾン』---キャデラックは荒野を見つめる
【デトロイト・ショー2001速報】『ビゾン』---キャデラックは荒野を見つめる 全 6 枚 拡大写真

キャデラック『ビゾン』はSUVと高性能スポーティ・ワゴンとの間の隙間をキャデラック・スタイルで埋めるコンセプトだ。スタイルは『エボーク』、『イマージ』など最近のキャデラック・コンセプトを継承する。

【画像全6枚】

高級SUV市場は前途有望だが、現行キャデラックSUV『エスカラード』は従来のシボレー『タホ』/GMC『ユーコン』の内外装を変更して“とりあえず”市販したものでキャデラック専用モデルではない。また最近のSUVはオンロードでの、普通の乗用車としての性能を重視する傾向にあり、この点でも新型SUVを開発する必要がある。インフィニティ(日産)『EX45』も同じコンセプトのショーカーだ。

「ビゾンの面はシンプルでクリーン、純でシャープな造型をもつ」と、キャデラックのブランドキャラクター担当チーフデザイナー、トム・カーンズはいう。「高級感を見るものに伝えるために“レス・イズ・モア、少ないほど良い”アプローチを用いた」

ビゾンのエンジンは4.2リットルV8「ノーススター」。もちろん四輪駆動で、「スタビリトラック」トラクション・システムを備える。サスペンション高さは路面や荷重によって高さを変更できる。さらに5速オートマチック・トランスミッションや、自動車間調整機能付きクルーズコントロールといった“カー・ライク”な機能も備わる。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る