利便より道路!? 利権官庁、国土交通省の改革進まず

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国土交通省は、規制改革要望に対する検討状況を公表した。セミトレーラーなどの分割可能貨物積載車両の総重量の緩和や、3軸重の総重量の緩和など、エアサスペンションを装備したトラックの駆動軸の軸重の緩和などは、道路が損傷することを理由に「措置困難」とされた。

国内のトラックの重量規制は欧米よりも低いため、積載効率が上がらず、物流コストの増大に結び付いている。しかし、「道路が大切」な国土交通省は規制緩和には一切拒否の姿勢。

ただ、普通自動車の車両総重量を現行の8トン未満から、10トン未満にまで緩和し、運転免許証、高速道路の通行料金、ナンバープレートの大きさ、保安基準など、関連する規制の緩和は検討するとされた。車両総重量が大きくなると事故の被害が大きくなることもあるため、事故の発生状況などを分析して、規制緩和を検討する。

《レスポンス編集部》

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