利便より道路!? 利権官庁、国土交通省の改革進まず

自動車 社会 社会

国土交通省は、規制改革要望に対する検討状況を公表した。セミトレーラーなどの分割可能貨物積載車両の総重量の緩和や、3軸重の総重量の緩和など、エアサスペンションを装備したトラックの駆動軸の軸重の緩和などは、道路が損傷することを理由に「措置困難」とされた。

国内のトラックの重量規制は欧米よりも低いため、積載効率が上がらず、物流コストの増大に結び付いている。しかし、「道路が大切」な国土交通省は規制緩和には一切拒否の姿勢。

ただ、普通自動車の車両総重量を現行の8トン未満から、10トン未満にまで緩和し、運転免許証、高速道路の通行料金、ナンバープレートの大きさ、保安基準など、関連する規制の緩和は検討するとされた。車両総重量が大きくなると事故の被害が大きくなることもあるため、事故の発生状況などを分析して、規制緩和を検討する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  5. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る