環境に優しいスズキ--国内の塗装工程から鉛を100%排除

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環境に優しいスズキ--国内の塗装工程から鉛を100%排除
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スズキは25日、国内工場の塗装工程から鉛使用を100%排除したことを明らかにした。

環境に悪影響を及ぼす鉛の使用については、自動車工業会(自工会)が加盟各社に対して大幅な削減を呼びかけている。具体的には「1996年度の使用量を100とした場合、2005年度までに30以下に減らすように」というもの。

同社は車体への下塗り工程に使う防錆剤として鉛化合物を使用してきたが、他の金属物質でも代替できる新しい塗装方を開発したため、1999年からこの方式を国内工場で順次導入。自工会目標の数値は「2001年内に達成可能」とこれまでにも表明してきた。

1月に入り、最後まで残っていた愛知県豊川工場の工程を切り替え、鉛の100%不使用を達成した。

《石田真一》

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