【飛躍!! 新型日産『プリメーラ』】「雪に覆われたかたまり感」をデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
【飛躍!! 新型日産『プリメーラ』】「雪に覆われたかたまり感」をデザイン
【飛躍!! 新型日産『プリメーラ』】「雪に覆われたかたまり感」をデザイン 全 2 枚 拡大写真

新型『プリメーラ』のデザイン開発はニッサン・デザイン・ヨーロッパ社と本社デザイン部との共同作業によるものだが、すべてはヨーロッパのチーフデザイナー、ステファン・シュバルツ氏の一枚のスケッチからはじまった。エクステリアにおけるキーワードは「simplicity」。

シュバルツ氏によると最大の特徴は「雪に覆われたセダン」のようなかたまり感を持った「モノフォルムシルエット」。クルマのコアであるキャビンが流れるようにボンネット、トランクまで一体となって大きなマスとなっている。この大きなボリューム感は写真よりも生で見たほうがより実感できる。発表会でも長野チーフデザイナーが「写真映り悪いのかな?」と気にしていた。

次にそれと対照的にシャープなボディサイドのハイライト。このハイライトを入れるためにボディの肩の部分に唯一のシャープなエッジが与えてある。これを実現するためにプレス担当のエンジニアはずいぶんと泣いたという。

そして特に気を付けたのはボディとタイヤの関係。タイヤをボディの四隅に追いやることで安定感を出している、と長野、シュバルツ両氏とも口を揃えていた。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る