悪いのはクルマか、それとも路面電車の運転手? 広島で広がる波紋

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悪いのはクルマか、それとも路面電車の運転手? 広島で広がる波紋
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先月29日、広島県広島市で踏切内に停車していたクルマと、JRの電車が衝突するという事故が起きたが、その事故について「並行して走る路面電車の運転手が警笛を鳴らさなければ、事故は防げたのではないか」という声が寄せられ、波紋が広がっている。

これは中国新聞社Webサイトが2月1日付けで報じているもの。問題の踏み切りはJR西日本の山陽本線と、広島電鉄宮島線が並行する区間で、山陽本線と宮島線との間には約6メートルの間隔がある。

事故当時、この6メートルの空間に1台のクルマが「閉じ込められる」という状態になった。クルマの後部側にある線路を通る広島電鉄の路面電車の運転手が注意を促す意味で警笛を数回鳴らしたところ、クルマはわずかに前進。そこへ山陽線の下り電車が走ってきて接触。クルマは列車に巻き込まれて、乗っていた2人が死亡した。

中国新聞に寄せられた事故の目撃者による読者投稿によると「警報機が鳴っている踏切に進入したクルマが一番悪いが、広島電鉄の運転手が警報を鳴らさず、あと少し止まっていられたなら事故は防げたのではないか?」としている。さらに「前から走ってくる山陽線のヘッドライトは広島電鉄の運転手からも見えていたはずだ」と、投稿された文章には書かれているが、これに対して広島電鉄側は「運転手は(山陽線の電車を)視認していなかった。警笛の意図はわからない」と説明しているという。

《石田真一》

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