ああ、もったいない。ホンダの新車320台が海の藻屑

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ああ、もったいない。ホンダの新車320台が海の藻屑
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5日午前6時ごろ、福岡県福岡市の玄界島灯台から北北東13kmの海上で、広島市の海運会社「たをの海運」が所有する自動車運搬船『新日洋丸』が浅瀬に乗り上げて座礁し、まもなく沈没した。

船の乗員8名は救命いかだで脱出し、1時間後に福岡海上保安部の巡視艇に救助されたが、この運搬船にはホンダの鈴鹿製作所で製造されたばかりの新車320台と、中古車15台の合わせて335台が搭載されており、博多港へ向けて航海中だった。

新車の車種がなんだったのかは現時点では明らかにされていないが、鈴鹿製作所の主力車種といえば『シビック』で、1台/170万円と見積もったとしても、ざっと5億4000万円相当が海の藻屑として消えてしまったことになる。ああ、もったいない。

《石田真一》

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