沈没でホンダの新車デリバリーに大きな影響が

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5日午前6時すぎ、福岡市の沖合いで広島市の海運会社が保有する自動車運搬船『新日洋丸』が浅瀬に乗り上げて沈没した事故の影響で、ホンダが九州地区で販売する新車のデリバリーに大きく影響が出ることが確実な情勢だ。

この運搬船は3日午後、三重県鈴鹿市の本田技研工業鈴鹿製作所の製造したホンダの新車、『シビック』や『ロゴ』など320台と中古車15台を四日市港で積載し、博多港に向けて航行していたが、入港直前の5日朝、福岡市の玄界島灯台から北北東13kmの海上で浅瀬に気付かず、乗り上げて沈没した。乗員8人は救命いかだで脱出して全員無事が確認されている。

沈没した付近は燃料と思われる油膜が長さ2km、幅200mにわたって浮かんでおり、海洋汚染になる可能性もある。クルマは船と共に失われてしまったが、海運保険に加入しているため、ホンダ側に損失は発生しない。しかし、この事故によって九州地区への新車納入が遅れる見通しで、ホンダはその対応に追われている。

《レスポンス編集部》

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