ファイアストン事故は「複数の要因が重なった」と専門家

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ファイアストン事故は「複数の要因が重なった」と専門家
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昨年8月に発覚したファイアストン製タイヤ『ウィルダネス』による連続死亡事故で、事故とタイヤの因果関係の調査を行ってきたカリフォルニア大バークレー校のサンジェイ・ゴビンジー助教授は2日、「事故の原因は単一要因ではない」との調査結果を明らかにした。

ゴビンジー助教授はファイアストンから依頼を受け、事故原因の調査を行ってきたが、その結果として「気候条件や積載荷物の重量、ディケーター工場での製造不良などが絡んだ複合的要因が事故の原因であり、単一の原因に結びつけられない」との声明を発表した。

ファイアストン問題では多くの死傷者を出したことから訴訟も相次いでいるが、同社では第三者期間であるカルフォルニア大が弾き出した今回のデータを元に訴訟を進めていくものと思われる。

《石田真一》

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