低公害車に無関心? 予算丸ごと余った加古川市

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低公害車に無関心? 予算丸ごと余った加古川市
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兵庫県と加古川市が共同で新設・予算計上した、業務用低公害車の購入助成制度の申し込みが年度末まで残すところ2カ月となったが、現在に至るまで一件の申し込みがないということが明らかになった。

加古川市では2000年度(平成12年度)予算のうち、衛生費の中に「低公害車普及促進助成」として、600万円の予算を計上している。これは業務用として使用する名目の低公害車(電気、CNG、メタノール)の普及を図るため、200万円を上限に車両購入費の半額までを助成するために組んだ予算なのだが、制度の周知徹底がなされなかったためか、誰も助成金の請求を行っておらず、予算が全額残ってしまう見込みとなった。

低公害車の中で一番導入がしやすいのは、トヨタ『プリウス』などに代表されるハイブリッドカーなのだが、加古川市ではハイブリッドカーを助成対象に含めていなかった。そのため、来年度はハイブリッドを含めた形で助成制度を見直したいとしている。

《石田真一》

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