日産-ルノー第2の共通プラットフォーム---アレとアレが兄弟車になる
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Cプラットフォームはまずルノーが、2002年後半に生産を開始する次期『メガーヌ』に採用する。日産は、商品サイクルの都合でその2年後に採用を開始するというから次期『アルメーラ』か。Cプラットフォームで年間およそ200万台が製造される見込み。将来は、Bプラットフォーム(『マーチ』、『トゥインゴ』など)とCプラットフォームを合わせて、日産とルノーの総生産台数の50%以上を占めることになるという。
日産-ルノーのプラットフォーム共通化の基本方針は、多様なホイールベースに対応出来ることにある。そして前後のオーバーハングを短くしながら、大径タイヤの採用を可能にすること、およびSUVを含む多様なアッパーボディの採用を可能にすることが要件だ。
日産とルノーは、ブランドの差異化を図りながら、2010年までにプラットフォーム10種とエンジン8シリーズを共通化する計画でいる。
《高木啓》