お互いの弱点を補いましょう。日産-ルノー「C」プラットフォーム

自動車 ビジネス 企業動向
お互いの弱点を補いましょう。日産-ルノー「C」プラットフォーム
お互いの弱点を補いましょう。日産-ルノー「C」プラットフォーム 全 1 枚 拡大写真

日産自動車とルノーは2002年をめどに、小型車を中心とした主力車種の製造ラインを共通化するという方針を明らかにした。「Cプラットフォーム」と呼ばれる車台を新たに設計し、日産は次期『サニー』で、ルノーは次期『メガーヌ/セニック』でこのプラットフォームを使用することになる。

Cプラットフォームはルノーが主導して設計を行う。車台を共通化して開発費用を低減することも狙いのひとつだが、最大の目的は両社の製造ラインを同一仕様のものにして共通化することで、互いの生産拠点でそれぞれの車種を製造できるようにすることのようだ。たとえばルノーは日産の北米工場を使用することでメガーヌをアメリカに投入することができる。

共通の製造ラインは、ルノーが2002年にドゥエ工場(フランス)とパレンシア工場(スペイン)に導入し、日産が2004年に九州工場へ導入するという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る