ニセのパトカーに注意!! 埼玉県で女性が襲われる

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埼玉県吉田町の町道で乗用車を運転中の女性が、後方から走ってきたニセの覆面パトカーに停車を命じられた末、警官を装いクルマに乗り込んできた男に襲われてケガをするという事件が発生した。埼玉県警では同様の被害が発生していないか、現在調査を続けている。

事件が起きたのは21日の午後11時40分ごろで、43歳の女性が吉田町の町道を乗用車で走っていたところ、後方から赤色灯をつけた覆面パトカーのようなワゴン車が接近。後方にピッタリとつけて走行してきたため、女性が路肩にクルマを止めたところ、後方のクルマも一緒に停止した。そして車内から白色のヘルメットと黒色のジャンパーを着用した男が降りてきて「スピード違反です」と言いながら女性のクルマに近づき、ドアを開けるように促した。

女性が男を警官だと思い込んでドアを開けると、この男がカッターナイフを突きつけてきたため、女性は激しく抵抗し、車内で乱闘になった。ひるんだ男がクルマから降りた段階で女性はクルマを急発進させ、近くの警察署に飛び込んで保護された。女性は顔を殴られるなどして、全治2週間のケガを負った。

埼玉県警小鹿野署では緊急配備を行い、このニセ覆面パトカーを捜索したが見つかっていない。事件が起きた吉田町は山間部にある小さな町で、夜間は交通量が少なくなるため、目撃者なども見つかっていない。

《石田真一》

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