環境省を敵にガイアエナジー、新アルコール燃料を販売

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環境省を敵にガイアエナジー、新アルコール燃料を販売
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アルコール系のガソリン代替燃料『ガイアックス』を販売するガイアエナジーは21日、アルコール100%で構成された新燃料『ジェネス』のテスト販売を開始した。現在はガイアックスを供給する東京都青梅市内のスタンドのみの提供で、1リットルあたりの価格は95円となっている。

ジェネスはマレーシアの国営企業であるペトロナスと共同で開発したもの。これまで販売していたガイアックスには石油業界の猛烈な反発から、軽油取引税を課すという動きが見られていたが、アルコール100%で構成されたジェネスは日本の現行法では課税対象に当たらない。そのため低価格化が期待されるが、現状ではテスト販売に留まっているため、ガイアックスよりも価格面では上回ってしまっている。

ガイアックスについては、環境省が「排出ガス中のNOxはガソリンをオーバーし、アルデヒド系の排出物を含むなど、環境には決して優しくない」という調査結果をまとめ、ガイアエナジー社の分析とは真っ向から異なる否定的な見方を示している。

《石田真一》

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