【リコール】ポルシェ『911ターボ』、一気に5種類の不具合が

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【リコール】ポルシェ『911ターボ』、一気に5種類の不具合が
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ポルシェ・ジャパンは、ポルシェ『911ターボ』の原動機に不具合があったとして国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは2000年5月15日から12月16日までに輸入した90台。

対象のクルマでは、(1)原動機の制御用電気配線において当該電気配線の取り回しが不適切で、オイルフィルターコンソールと接触し、そのままの状態で使用続けると電気配線の被膜が損傷するものがあり、最悪の場合、原動機の燃料噴射量を制御できなくなり、原動機が停止し、再始動できなくなるおそれがある。

(2)原動機本体に燃料を供給するホースの取り回しが不適切なため、吸入パイプと接触するものがあり、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、当該ホースが損傷して燃料が漏れ、排気管に滴下し、火災に至るおそれがある。

(3)原動機本体に取り付けられている冷却水ホースクランプにおいて、当該ホースクランプが燃料リターンホースに接触するもがあり、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、燃料リターンホースが損傷し、燃料が漏れ排気管に滴下し、火災に至るおそれがある。

(4)燃料タンク内に設置している燃料ポンプ用電気配線のコネクタのかしめが不適切なため、そのままの状態で使用お続けるとコネクタの接触抵抗が上昇し、燃料ポンプの出力が低下するため、原動機の回転が不安定になり、最悪の場合、原動機が停止し、再始動ができなくなるおそれがある。

(5)クラッチプレッシャパイプのクラッチレリーズシリンダ取付け部において、走行中の振動により、当該パイプ取付け部より作業油が漏れ、クラッチ操作及びハンドル操作が重くなるとともに、作動油が排気管に滴下し、火災に至るおそれがある。

《レスポンス編集部》

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