トヨタ『ヤリス』の部品はヨーロッパで調達、なぜ?

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ『ヤリス』の部品はヨーロッパで調達、なぜ?
トヨタ『ヤリス』の部品はヨーロッパで調達、なぜ? 全 1 枚 拡大写真

アメリカの自動車部品メーカー、デルファイ・オートモーティブ・システムズは5日、トヨタがフランスの現地工場で2月から生産を開始している『ヤリス』(日本名『ヴィッツ』)に使用するバッテリーやジョイントなどのパーツ納入を受注したことを明らかにした。

同社は元々はGM系列の自動車部品メーカーとして出発したが、現在は系列にとらわれない供給方針を採用している。今回トヨタに納入することになったのは、バッテリーやセンサー、ジョイントなどの電装系パーツで、フランスやアメリカの生産拠点からの提供となる。

ヨーロッパの小型車市場は猛烈な価格競争状態となっており、生産コストを少しでも減らすことが至上命題となっている。トヨタではこの他にもブレーキ用のパーツや、ヘッドライトアッセンブリーなどをドイツのボッシュから調達しており、ヨーロッパ域内からの部品調達を行うことで少しでもコストを低減することが狙いのようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る