GPSによる自動車税---どこをどう走ったからいくら

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現在ハイウェイの建設などはガソリン税によって行われているアメリカ。しかし代替燃料車や燃料電池などが今後普及すればガソリン税収入が減少する、と現在検討されているのがGPSを使った個別の自動車税だ。GPSシステムにより各車がどの道路をどれだけの頻度で走ったか、などを記録し、その利用回数に応じた税金を課する、という考え方。

高速道路の有料化は一部の州では積極的に行われているが、アメリカの場合有料化といってもわずかな金額で、今後の道路建設や補修費用には不足する。そのためこうした新税の可能性が探られているという。しかしプライバシー、セキュリティなどの面で問題点も多く、実施にいたるにはまだ時間が必要だ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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