ヤマハ発動機は、スクーターの『シグナス』と『グランドアクシス』の前照灯に不具合があったとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは1996年1月26日から2000年8月30日までに生産した5万1539台。
対象のスクーターでは前照灯の電球のソケットの構造が不適切なため、ゴムカバーの取付方によって、電球とソケットの接触が不充分な状態となることがあり、このままの状態で使用を続けると、振動によって接点に火花が飛び接点が損傷し、最悪の場合、前照灯のすれ違い用ビームが不灯となるおそれがある。
不具合件数は32件で、発見は国土交通省からの調査指示に基づく調査結果による。
