52年の歴史に幕…。日産車体の京都工場が最後の1台をラインオフ

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52年の歴史に幕…。日産車体の京都工場が最後の1台をラインオフ
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『アベニール』などを生産する日産車体の京都工場は、経営再建計画「日産リバイバルプラン(NRP)」によって今月末での閉鎖が決定しているが、27日に主要な生産ラインを停止させ、1949年から52年続いた歴史に幕を下ろした。

京都工場は同社の設立時から設置されている。現在の工場は1969年6月から使用を開始しており、様々な車種を同一のラインで生産できるフレキシブルライン(IBS)を備えている。乗用車のアベニール、商用車の『ADバン』、小型バスの『シビリアン』などを製作していたが、リバイバルプランの実施によって閉鎖が決定。新会社に生産が移行されるシビリアンを除く4車種は本社・平塚工場に移管となる。

27日の夕方から開催された「ファイナルセレモニー」には、小畠一孝社長や小俣克彦工場長はじめ、従業員650人が出席。京都工場最後の生産分となる1台が、生産ラインのベルトコンベヤーから離れていくのを拍手で見送った。生産はこれを機に終了したが、残務整理は31日まで続けられる。

《石田真一》

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