日産、タイ製造拠点を強化へ---災い転じて福となす、か?

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日産は5月1日付けで、タイで日産車の製造を行っている「サイアム・ニッサン・オートモービル」と、販売を行っている「サイアム・モーターズ&ニッサン」の株式を、経営権を持っている現地企業から買い上げる方針を明らかにした。これまで日産の出資比率は両社とも25%だったが、今回の買い上げによって74.9%まで上昇する。

日産による株式の買い上げは、現在両社の経営権を持つ現地企業「サイアム・モーターズ」からの要請によるもの。同社はアジア全域を襲った経済危機により資金繰りが困難となり、3年前から株式の買い上げを日産側に打診していた。

日産は対アジア戦略に必要不可欠なタイの製造拠点を重要視しており、今回の出資によって長期的な戦略が可能になったとしている。

《石田真一》

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