海外からの部品到達を待てない---ホンダブラジルが現地調達

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ホンダのブラジル現地法人である「ホンダ・アウトモベイス・ド・ブラジル(HAB)」は、サンパウロ近郊にある自社工場の体制を強化し、2003年までに生産規模を年間4万台まで増強するとともに、現地部品メーカーの新規開拓を進め、部品の現地調達率を80%まで向上。コスト削減を実施していくという方針を明らかにした。

HABでは、1997年9月から『シビック』」の生産を開始している。2001年の販売目標は2万5000台に設定されているが、2003年には4万台に増強したい考えだ。このため、生産台数を確実に増やすためには、部品供給を海外に頼る体制を改める必要が生じ、国内での調達率を上げることになった。調達に関しての事前調査のため、自社工場内に現地部品メーカーの新規開拓や市場調査などを担当する研究所を今年6月までに設立し、現地での調達が可能か調査していく。

ホンダのブラジルでのシェアは昨年1.7%と低調で、当面はこれを5%台まで引き上げることが目標となる。

《石田真一》

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