【新型ホンダ『ステップワゴン』出た!】家族で乗れるベビーカーをデザイン?

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【新型ホンダ『ステップワゴン』出た!】家族で乗れるベビーカーをデザイン?
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ニュー『ステップワゴン』の開発スタッフには、これまでミニバンを担当したことのないメンバーも意識的にくわえたそうだ。

「子供の視点で作るには、ミニバンの専門家だけで考えてはいけない。開発を始めるにあたってまず作ったのも、子供と等身大のパネルなんです。その目の位置からクルマを見ると、こんな風に見えるんだと、全員の意識を変えることから始まりました。実際にこれで見ると、ヒット作のステップワゴンも見直さなければいけないなと痛感しました」

エグゼクティブ・チーフエンジニアの前川泰久さんにうながされて、そのパネルを通して開けた状態のリアスライドドアと車内を見てみる。すると、なるほどステップとリアシートの下ぐらいしか見えない。大人の視点とはまったく違う。

「そこでフロアは従来から45mm下げました。乗り降りするための取っ手位置もグッと下げて、小さなお子さんやお年寄りでも掴めるようにしました。取っ手の形状も上部はフラットにして、掴みやすく、力が入れやすいようにしています」

ユニバーサルデザインということか。しかし、それならばリアのドアハンドル位置も低くしてもよかったのでは? 「それも考えたんですけれど、むしろお子さんがひとりで開け閉めしてしまうことのほうが危険という声がありました。じつは右側にもリアドアを検討したのですが、お子さんの車道への飛び出しを考えて片側のみにしました」

このほかにも、シートの背面にあるバックは、取り外せば子供用リュックにもなるなど、装備もお子チャマ重視。児童の行動心理学までも研究したかと思えるほどだ。小さな子供がいる家庭にとっては、家族みんなで乗れるベビーカーみたいなクルマなのだ。

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