いすゞ自動車は、小型トラックの『エルフ』、OEM車の日産『アトラス』、日産ディーゼル『コンドル』の制動装置に不具合があったとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは1993年4月24日から1996年12月2日までに生産した8万4206台。
対象のクルマではアクセルケーブルの固定方法が不適切なため、アクセルケーブルがフレーム上面から落ちて左前輪ブレーキパイプと接触するものがあり、そのままの状態で使用を続けると、原動機の振動により当該ブレーキパイプが損傷してブレーキ液が漏れ、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。
不具合件数は6件で、発見は市場からの情報による。