自動車メーカーのリコール不正行為「おおむね」問題無し

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国土交通省は、昨年11月に国内自動車メーカーから報告のあったリコール関係業務の総点検結果報告を受けて、三菱自動車を除く自動車・二輪車メーカー12社に立ち入り検査を行い、その結果をとりまとめた。立ち入り検査の結果、総点検の結果報告について、各メーカーともおおむね報告通り業務を実施しており、また、市場の不具合情報の処理も概ね適切に実施されていたとしている。

立ち入り検査は、三菱自動車がリコールを放置していた事件が発覚してから、他社も同様なことをやっていないかチェックするため、実施した。

ただ、結果が「おおむね」とされたのは、3社が同一部位に不具合情報が多発しているものについて業務処理を速やかに行うことと指導したことや、3社の不具合情報の重要度判定にバラツキがあったこと、2社が保証修理情報の活用が不充分などとして業務改善を通知したためとしている。

《レスポンス編集部》

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