【株価】ダイムラー・クライスラーによる三菱の黒字転換予測は不発

自動車 ビジネス 株価

全体相場は続伸したが、自動車株は高安まちまち。日野自動車が、前日比14円高の545円と続伸。トヨタが同社を子会社化する、との一部報道が材料視された。トヨタ側は「現時点で何も決まっていない」としているが、思惑が先行する動きとなった。

一方のトヨタ自動車は、前日比30円安と小反落。この日、大規模中古車店舗の全国展開(将来的に100店以上)を発表したが、市場は反応しなかった。材料を無視されたのは、三菱自動車工業も同じ。ダイムラー・クライスラーのシュレンプ会長が株主総会で、三菱自動車の2001〜02年度の黒字転換、03〜04年度の利業利益率4.5%という見通しを示したが、肝心の株価は1円安と不発に終わった。

さらに日産自動車も、8円安の849円と反落。2006年3月期の国内新車販売台数で、100万台(2001年3月期比36.5%増)という目標を発表したが、利益確定の売りに押された。いすゞ、富士重工業が続伸し、スズキもしっかり。一方、ホンダは反落した。

《山口邦夫》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る