扇・国土交通大臣、奥田碩・自工業会会長に吠える

自動車 社会 社会
扇・国土交通大臣、奥田碩・自工業会会長に吠える
扇・国土交通大臣、奥田碩・自工業会会長に吠える 全 2 枚 拡大写真

日本自動車工業会の奥田碩会長は17日夕刻、国土交通省を訪れ、三菱自動車工業のリコール隠しを契機に工業会で検討していた再発防止策を扇大臣に手渡した。

扇大臣は「車も人間の体と同じで、悪いところは勇気を持って診てもらうほうがいい」と話したうえ「リコールに関する統一基準がないのが問題では?」「(メーカーどうし)横の連携を強化するよう指導したら」と奥田会長に注文を付けた。同行した自工会幹部が啓蒙のためのパンフレットを手渡すと「遅きに失したんじゃないの?」とキツイ発言も。

対策では、不具合情報発覚からクレームするか否かの判断までを示した「模範的な体制・仕組み」を策定、これを基に各社が取組みを策定していく。また、リコールについては、代表権を持つ取締役またはそれに準ずる役員の経営幹部がリコール関連業務の責務を定め、業務遂行方針を策定するなど、トップの責任を明確化したのが特徴。

ただ、この対策はあくまで各社の自主判断でどう取組むかが問題で、実効性があるかは疑問だ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産が新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州発表…EVも設定
  2. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  3. 高速道路料金も「変動制」導入、来年度から全国的に順次拡大[新聞ウォッチ]
  4. [VW ゴルフ 50周年]重量増加スパイラルに逆行した第7世代
  5. ちょっと待った! 自動車税の支払い…キャンペーンやポイントがつく支払い方法で
  6. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー・国産ブランド…小型・薄型モデルのトレンドを分析!
  7. マフラー選びの決め手、『合法性と性能の両立』が求められる~カスタムHOW TO~
  8. トヨタ『4ランナー』新型...最新技術と高い耐久性の両立[詳細画像]
  9. トヨタ『カムリ』新型...ベストセラーはどこが新しくなったか?[詳細画像]
  10. メルセデスベンツ『CLE カブリオレ』に「AMG 53」、電動ターボで449馬力
ランキングをもっと見る