VW日本法人、ついに国内テストコース設置

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VW日本法人、ついに国内テストコース設置
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フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)は24日、本社のある愛知県豊橋市内に大型テストコースを建設したことを明らかにした。今後、販売店向け講習会などに利用していく。海外メーカーの日本法人が国内に本格的なテストコースを建設したのはこれが初めてのケースとなる。

VGJでは販売会社の営業担当を対象にした新型車の講習会を行う場合には、これまで国内のレースサーキットをレンタルして行ってきた。しかし、レンタル費用がそれなりに必要で多数の開催ができないことや、一般道の路面とは違うことなどの問題があった。

新しいテストコースは東京ドームの広さに匹敵する6万平方メートルの敷地面積があり、平面コースを中心に、散水装置を埋設した「スキッドパッド」、摩擦抵抗を抑えて滑りやすくした「低ミュー路」、人工的に段差やでこぼこを設けた「不整路」などで構成されている。

投資額は約5000万円で、今後は顧客を対象とした試乗会なども開催していくという。

《石田真一》

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