大手自動車関連の調査会社で毎年ユーザーの満足度やディーラーサービスなどを採点しているJDパワーアンドアソシエイツが、今後のユーザーの動向などを調べた調査結果を発表した。それによると、「次に車を買うときはSUVにする」と答えたグループの中で最も多数をしめたのはミッドサイズセダンのオーナーだったという。
ミッドサイズセダンのカテゴリーに入るのは、フォード『トーラス』、トヨタ『カムリ』、ホンダ『アコード』など。つまり現在のアメリカのベストセラーカーである。2年前に行われた同様の調査で、ミッドサイズセダンからSUVに買い替えたい、と答えた割合の5倍以上という増加ぶり。
アメリカのSUV人気が全く衰えないのも驚きだが、数年後にはアメリカのベストセラーカーの地位もSUVにとって替わられることになるかもしれない。