事故の原因は両社にある。ファイアストン問題で民間調査機関がデータ公表

エコカー 燃費
事故の原因は両社にある。ファイアストン問題で民間調査機関がデータ公表
事故の原因は両社にある。ファイアストン問題で民間調査機関がデータ公表 全 1 枚 拡大写真

アメリカの有力消費者団体であるパブリックシチズンとセーフティフォーラムが25日、共同でフォードとファイアストンに対する非難の声明を出した。この声明では、「ファイアストンタイヤを装着したフォード」に問題の責任がある、とし、これまでの対応では不充分だと今後の行動を促している。報告書は道路交通安全局(NHTSA)にも提出されている。

フォードはもともとファイアストン・タイヤを装着することを前提に『エクスプローラー』を開発し、その上でタイヤの空気圧を低く設定するよう呼び掛けた。フォードはすべての責任をファイアストンに押し付けているが、それは問題の根本的な解決にはならない、と訴えている。つまりそもそもの設計に問題があり、ファイアストンがリコールを行った特定工場の製品だけではなくすべての15、16インチの『ウィルダネス』タイヤをリコールしなければならない、と主張しているのだ。

フォードに対してはすべてのSUVオーナーに潜在的な危険性、タイヤの空気圧問題、横転の危険性などをただちに告知するよう勧告している。 これに対しフォードは事故の責任はすべてファイアストンの欠陥タイヤにあった、とする姿勢を崩していない。ファイアストンの対応は未定。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  5. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る