日産の社内マニュアルばかりがオークションに流出

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日産の社内マニュアルばかりがオークションに流出
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6月に発売予定の新型『スカイライン』の販売会社向け営業マニュアルがヤフーオークションに流出しているのは既報のとおりだが、その他にも35点の販売マニュアルが出品されていることがわかった。しかも、その全てが日産車ばかりなのだ。

最新のモデルはスカイラインだけだが、その他に昨年11月から販売を開始した『シーマ』や、8月にマイナーチェンジされた『キューブ』などの資料が出品されている。また、時期は古いものの、他の日産車の資料も多数出品されている。

これらの販売資料は、発売前だけではなく、セールストークの進め方なども記されていることから、発売後もその管理を徹底するようにメーカーからは通達される。ライバルメーカーに知られてはならないウィークポイントが資料から発覚するという可能性もありうるし、セールストークの実態についても知られない方が好都合だ。しかし、こういった資料の管理は販売会社に一任されているのが実情で、営業マンの手に渡ってしまえば「後の管理は自前で…」ということにもなりがちだ。

しかし、そういった社外秘資料がオークションに流出しているとなると、それはやはり問題といえるだろう。

《石田真一》

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