ブッシュ新政権が握りつぶしたスーパーカー計画

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ブッシュ新政権が握りつぶしたスーパーカー計画
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ブッシュ大統領は、2004年までに各自動車メーカーに80マイル/ガロン(33.8km/リットル、3リットル/100km)の低燃費「スーパーカー」のプロトタイプを作るよう求めたプログラムを中止する、と突如発表した。

スーパーカープログラムは本来クリントン政権が1993年に当時のビッグ3と立ち上げたもので、これまで数十億ドルの資金が投入されて来た。しかしブッシュ政権になって以来、プログラムへの政府資金は削減され、今回ついに2004年という目標までがはずされてしまった。

環境保護団体などはこの動きに強く反発しているが、自動車メーカーからは2004年までに80マイル/ガロンという車を作るのは不可能、と安堵の声も聞かれる。ブッシュ政権は現在までの自動車メーカーの低燃費車両開発の努力に充分満足しており、プロトタイプ完成の期限を定める必要はないと判断した、とコメント。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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