三菱自動車は、ターンアラウンド計画の進捗状況と今後の計画を公表した。トラック・バスは丸子工場の閉鎖や、14%の人員削減の構造改革によって、損益分岐点を1998年度の16万5000台から2000年度は14万9000台に引き下げたことを明らかにした。
乗用車では、新商品として今年6月に新世代クロスオーバーRV『エアトレック』を国内に投入、新しいグローバルカーとして欧米にも投入する計画。さらに今年秋には新しいコンセプトの軽自動車を国内に投入、これまでギャラン店でしか軽自動車は販売していなかったが、新型軽はカープラザ店でも販売する。加えて、2002年後半にはダイムラークライスラーと共同開発する『Zカー』を国内に投入する。
このほか、東京モーターショーで斬新なコンセプトカーを発表する予定だ。